自分の中から何も出てこない

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こんにちは

心理セラピスト 紗籐ちかこ です

あっという間に2018年が終わろうとしていますね
2018年は皆さんにとってどんな一年でしたか?
私は人生の中でもいろんなことが起こった一年でしたね
親が死んでしまうのが怖すぎて、
ずっとビクビクしながら生きてきましたが
本当に親が死んでしまったり、
。。。実際起きてしまうとそこまで怖くありませんでした
これからじんわりくるのでしょう。。。

人と関わらないで生きてきたのに、
めちゃめちゃ濃~い関係性の中に飛び込んだり
やっと人生が動き出した一年でしたね
来年も、ますます自分を見つめながら
前に進んでいきたいと思います!

さて、皆さんの中に
自分の中から何も出てこないような感覚
を持っている方はいませんか?

私はずっとそうでした
人と話す時は、こんな感じかな?会話って?
どこか嘘ついてるような感覚

何か聞かれた時に言葉が出てこなくて
胸の辺りがもごもごするような感覚

でもたまにワーッと話せる人も居て、
それでも会話というより、知ってることを
言いたい!だけのような
虚しい後味

そんな方はこのような家庭ではありませんでしたか?

夫婦(親)の会話がそもそも少ない

親に自分の感情を聞かれた事がない

何か聞いてもごまかされた

親が感情を隠していた

家庭の中がしーんとしていた

このような家庭で育つと子供はどうなるでしょうか?
会話が少ないのが悪いわけではありませんが
人にはもともと話したいという欲求があります
家庭の中でそれが育まれないと、何だか分からない
苦しさの原因になることもあるでしょう

それを別の形で表現できればいいのですが
自分の感情について聞かれた事がなければ、
感情は行き場を失ってしまいます

また、親に何か聞いた時、ごまかされたりしたら
自分は聞いてはいけないことを聞いてしまったのではないかと
根拠のない罪悪感を持ってしまうかもしれません

それに加え、親が感情を隠していたら・・・
素直に感情を出すということが
どんな感じなのか分からないどころか

なんだか地味~に怖くありませんか!?

このような環境で育った私がどうなったかというと
自分の中でぐるぐる説明をずっとするんですよ
自分の思いや考えについて
あらゆる角度からの見解を説明するんです
自分になのか、どこぞの誰かに・・・
これは疲労困憊ですね
親が隠してる感情が出るのが怖いのもあったと思います
不安定だったのでね
小さいながらにも子供って感じ取るんですよね

この感覚が家庭環境からきているとは
リトリーブサイコセラピーに出会うまでは
まったく気づきませんでしたね!

これが当たり前だったから
。。。でもなんか苦しい

私は生まれ持っての喋れない子だ
おとなしい性格なんだ
。。。まぁお喋りではないですけどね

人に話すときも、あらゆる見解を考え
しつこい感じになってしまったり
人のタイプによって言葉を選んだり
そんな自分が話しながら嫌になってしまったり
会話に慣れていなくて
もごもごしてしまったり。。。

これ、端から見たら、喋ってるじゃんって
思われてるかもしれません
でも、受けとってもらった感覚がないので
それをずっと持ち続けていて
自分から出してる、という気がしないんです

とても苦しくて生きづらいんですけどね
大人になった今も持ち続けている
これには実は・・

メリットもあるんです!

と言ったら驚くでしょうか?

例えば・・・

感情を出すことで起こることを
体験しなくていい(未知の世界は怖いもの 泣)

自分を変えなくていい
(苦しいなりにも、作り上げたもの、あるもんね 泣)

人との関わりで面倒なことをしなくていい
(すでに疲れてるからね 泣)

このままで居ることで親の安定を守れる
(親の不安定、怖いもんね 泣)

これに気付いたことって
すごく大きなことだと思いますよ!

変わらなきゃいけない!ってことじゃないんです

でも、自分がこの感覚で生きていくのを
もうやめたい!って思ったら・・・
その、やめたい!っていう気持ちが
これからの自分の人生を
大切に思うからなんだ、って気付いてくださいね

それでは良いお年を!

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