わかってほしい ~とある受動攻撃~

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先日、人間ドックに行ってきました

これはですね、年に一度の本当に本当に苦手な行事なのですよ

特に内視鏡(胃カメラ)のときは毎回、端から聞いていて

この人大丈夫??ってくらいえずきます( *´艸`)

始まる前は心拍数が上がり、看護師さんに

私、スゴイ苦手なので、スゴイえずくのでお手柔らかにお願いします

と毎回、技術がすべてかのように訴えるということをしていました

 

しかし、今回はですね、怖いは怖いんですよ

でも得体のしれない落ち着きを感じましたね

内視鏡(胃カメラ)のときも、アレだよね、みたいな覚悟といいますか

受け入れ感がありました

でも怖いから、私スゴイえずくのでお願いしますって言いましたけどね

 

看護師さんの「大丈夫ですよ」にも信頼を感じられた、不思議な感覚でした

今までに無かった安心が感じられたことを嬉しく思います

 

こんにちは
リトリーブサイコセラピー®を用いて
なんとなく生きづらい、
感情がわからなくて疲れてしまう人へ
本来の自分を取り戻し
楽に生きられるよう、お手伝いをしています
心理セラピスト 紗籐 ちかこ です

 

今日は「受動攻撃」について私なりの視点で書いてみますね

 

受動攻撃をひと言で説明しますと

受け身でいながら、ひそかに人を攻撃する様子

言いたいことを言わずして態度で示すこと

 

文字をみると特殊な心理のように感じますが

なにやら身近によくあるニオイがしますね(´-ω-`)

そして、受動攻撃って怒りを直接表現せず・・・とよく書かれているのを目にしますが

怒りだけでなく、その奥に見え隠れする感情にも目を向けてみたいと思います

 

態度で示すとは

例えばこんなシーン

*恋人、夫婦の間で喧嘩をしてしまったとき
 →どうして怒っているのか、なにを伝えたいのか言葉にせずに無視したり物にあたることで表現したり
テーブルに物をバンッッ!!とか ドアをバターンッッ!て閉めたりですね 怖いよー

*職場で上司に思うような評価をされなかったとき
 →自分が努力したことや成果を伝えたり、評価に対する疑問を聞かずにふて腐れたり
上司が急いでいる仕事をわざと遅くやってみたり こちらもデスクに書類をバンッッ!!とか パソコンのキーボードをバチバチ叩いたり 指、痛くないですか?

*友人や仲間と意見が合わなかったり誤解されたとき
 →誤解を解くために(完全に解けるとは限りませんが)気持ちを伝えたり、相手がどう思っているのか聞きもせず、その場の空気を悪くする
機嫌が悪いという態度をあからさまにとる(笑わない、素っ気ない返事)、逆にニコニコしながらも嫌味を言ったり ゾクッ

少なからず心当たりがある人もいるのではないでしょうか(^^;)
ええ、私もありましたよ

 

 

なぜ、このような態度をとってしまうのか

幼少期、このような体験をしてきたかもしれません

*言いたいことを言うと親がまず否定から入る

*親がそもそも自分の意見を言うことをせず、子供が理解できないと怒られた

*自分の気持ちを言い合ってお互いの気持ちを分かり合うことがない家庭だった

*家族で会話が無く、様子を伺い合いながら過ごすのが普通だった

*意見や気持ちを聞いてもらった経験が無い

*意見や気持ちを言うと親の意見で押さえ込まれた

*両親がとても忙しく、意見や気持ちを言うような環境になかった

*どうせ人は自分のことしか考えてないから、が親の口癖だった

などなど

 

このような体験をするとどうなるのか

*自分の意見は否定されるもの

*意見を言い合うということがどういった結果をもたらすのか理解できない

*意見や気持ちを言わない、察するものというのが当たり前

*自分の意見や気持ちは聞いてもらえないもの

*意見を言うことにものすごい恐怖を感じてしまう

*意見をや気持ちを伝える、という概念がない

*どうせ人は自分のことしか考えていない、という怒りが常にある

このような前提が出来上がってしまうのではないでしょうか

 

しかし、この前提で隠している心の奥にあるのは

わかってほしい

という切なる思いだと感じます


態度で示す人に対してどうすればいいのか

先に書いたような環境にあったとしても、寛大な態度や同情して大目に見ることは賢明ではありません

本人は寛大な態度や大目に見てもらうことで、このやり方を強化してしまう可能性が高いからです

言いたいことを言わずに嫌な態度をとられることを避けたいのであれば

本人と直接、話し合うことです

 

自分が受動攻撃をやっている、と自覚したとき

幼少期に体験したことを自分で認識して、その時に感じた嫌な感情、怖かったこと、悲しかったこと、怒りを

解放して癒していくことをお勧めします

それは親を責めたり、環境を嘆くことではありません

小さい子供であった自分を守るために、表現できず押し殺して身体に残ってしまっている感情を

自分が認め、外に出してあげることなのです

 

ひとりですることは辛かったり、難しく感じるかもしれません

そんなときはセラピストに相談するという選択肢もあります

言いたいことを言わずに態度でわかってもらおうとする、

そんな関わりを続けたいですか?

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