その玉手箱どうする? ~私版 浦島太郎物語~

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こんにちは!

今日も雨ですね

今日から4連休の方はとのように過ごしますか?

コロナの影響で通常やっていたことも

工夫を凝らしていく必要がありますね

私は自分のやりたいことをしっかり感じて

それを実行する連休にしようと思います

 

ちなみに明日はお散歩しながらお花の写真を撮り

気に入っているアロマオイルを買い

本屋さんで気になるテーマの本を探す予定です

籠っていると自分の意志に反して脳の動きが鈍り

気分が落ちてしまったりネガティブに飲み込まれたり・・・

少し身体を動かしてみると

気分が安定してきたという経験はありませんか?

目的が見つからなくても散歩に出てみるといいかもしれませんよ


こんにちは

本来の自分を取り戻し

回避の人生から人と繋がる人生への第一歩を

お手伝いをしています

心理セラピスト 紗籐 ちかこ です

 

今日は私版 浦島太郎物語を書いてみます

といいましても物語を書くのではありませんよ

 

昔話はその時代の人間の心理や戒めなどを比喩で表現したものと思います

浦島太郎の物語も発祥について様々だったり

書き換えや書き加え、設定や結末が変わっていたりします

これは時代時代で物事の捉え方が変わったり

書く人の個人的な思いが乗っかったりして

時の流れの中で移り変わっていってるのではないかと思います

 

約束を破るとひどい目に合うよ、とか子宮のメタファーだとか

みんな自由に読み取っているんですよね

まさに人は見たいように見る  ですね

どう見たかによってその人の持ってる思いが垣間見れます


そこで私も浦島太郎の物語を

私なりに解釈し心理と絡めてブログを書いてみることにします

そりぁもう自分への戒めが入ってます( ´∀` )

では、はじまりはじまり~👏

 

亀を助けた報い?


浦島太郎と言えば竜宮城が印象的です

その竜宮城に行くきっかけとなったのが

浜辺で子供たちにいじめられていた亀を

子供たちから買い取って助け、海に帰してあげたこと

その後、再び亀と出会いお礼にと竜宮城へ招待されるわけですが

そこには人間の永遠(亀に象徴される)と夢の国(苦痛の無い場所)への願望が

映し出されているのではないでしょうか


誰か素晴らしいところに連れて行ってくれないかなぁ


意図せず返ってきたものではなく

自分で現実に築き上げたものでもなく

 

現実から目を逸らすために望んでいるものなのではないでしょうか

 

亀の救出をお金で解決したようにお金や物で一時の快楽や安心を得る

お金を使って楽しむのはとてもいいことだと思います

そうではなく見たくないものから目を逸らすための手段になっては

のちのち自分が苦しくなるだけです

 

竜宮城という非現実の世界


亀を助けたお礼にと竜宮城へ招待された太郎さん

そこは現実の辛さを忘れさせてくれるような

それはもうキラキラわくわく夢のような世界が広がっていました

美しい女性(乙姫様)にもてなされ魚たちが舞い踊り、見たこともないような御馳走が並び

美味しいお酒が振舞われ、毎日毎日酔しれたいい気分で過ごせる

 

しばらくこの夢のような世界を堪能した太郎さん

置いてきた親のことが気になりだし

そろそろ帰ることを決めるのですが・・・


この夢のような世界は本当に夢の世界ですよね

苦痛のない場所への憧れから生まれた非現実の空間

誰しも嫌なことは避けたいものです

頭の中だけに存在する現実逃避の世界と言えるでしょう


そして拭えない置いてきた親への思い


自分だけいい思いをしてはいけない

親の面倒をみなくてはいけない

自分が居なくて親は寂しい思いをしているだろう

こんないい所、親も連れてきてあげたい


こんな罪悪感に苛まれたのでしょうか

たくさんの人が居るのに孤独感に寂しくなったのでしょうか

非現実感に心の充実感が得られずつまらなく思えてきたのでしょうか


元居た所に帰ることを決めます

ふと引き戻される現実の世界に戻るときですね

 

持たされた玉手箱の意味


そんな太郎さんを乙姫様はまだ居て欲しいと引き止めます

ここにずっと居たい気持ちより罪悪感と孤独感のほうが大きくなっていた太郎さん

そんな太郎さんを察して乙姫様は送り出すことにしました

太郎さんはこの快楽と罪悪感の狭間で苦しんだでしょう

しかしこの時は罪悪感と孤独感のほうが勝っていたのです


“困ったことがあったら開けなさい”と乙姫様は太郎に玉手箱を持たせます


さて、元居た場所に戻ってきた太郎さん

周りの様子がおかしいことに気付きます

自分の家はなくなっているし村の景色もすっかり変わっていたのです


現実の世界のほうに意識が戻ってきたのでしょう

苦しみを感じないように架空の夢の世界へ行ったり

その世界が現実の世界であるかのようにごちゃごちゃになり

夢と現実を行ったり来たりしながら苦しんでいる状態ですね


そのとき”困ったことがあったら”開けなさいと持たされた

玉手箱に目が行きます

まさに困っていた太郎はその玉手箱を開けます

元居た場所に戻れると思っていたからです


ところがどうでしょう!?

元居た場所どころか太郎は白髪のおじいさんになってしまうのです

竜宮城という非現実の世界にほんの少しの間だけ居たつもりが

実は長い年月が経っていたことを実感して現実を見た瞬間かもしれません


これ、何が言いたいんでしょうか


私はこんな風に見たいと思います


まずは玉手箱の存在って何でしょうね

私が思うに困った時にどいういう思いで開けるか?

自分がどうなりたいか?を葛藤する象徴として見ると


困ったら開けなさいと”言われたから”開けるのか

夢の世界と現実の世界を行ったり来たりする苦しみに目を向け

この苦しみを解決したいと”自分で意識して”開けるのか

或いは感情を切って”開けない”という選択をするのか・・・


意識の差で世界が違って見えるのだと思うのです


白髪のおじいさんをどう捉えているのか

昔話では”なってしまった”、”よぼよぼの太郎”などという表現で

残念な感じと現実逃避の結果、手遅れだったという諦めを漂わせています

これは”言われたから”開けた時に見た世界なのではないでしょうか


では”自分で意識して”開けた時に見える世界はどのようなものでしょうか

それは人によって様々です

しかし、そこに残念な感じや手遅れだったという諦めはないと思います

自分が苦しみと向き合って、開ける(現実逃避をやめる)と決めたからです

その時見る本当の現実は開けると決めたあなたの希望がある世界です


いままで生きてきた月日の中で見てきた世界

幼少期に刷り込まれてしまった狭い狭い苦しい世界

そこから逃げたくて頭の中に作り上げた仮初の安心の世界

それらの他に

これから自分が作り上げたい”こうなりたい”という世界もある

長い年月で思考が凝り固まって

もう狭い世界しか見えなくなってるかもしれないけど

 

玉手箱を自分の意志で開けたとき

世界(選択肢)は広がります

 


その玉手箱、どうする?

めでたし、めでたし

 

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