皆さん、いかがお過ごしですか
コロナで疲れてますよね
未知のものなので不安も大きいと思いますが
免疫力アップ、睡眠、食事、手洗い、うがい
いいと言われていることをしっかりとおこなって
退屈や人と会えない寂しさを電話やZoomなどで工夫して
広めないよう心を配って乗り切りましょうね
こんにちは
リトリーブサイコセラピー®を用いて
なんとなく生きづらい、
感情がわからなくて疲れてしまう人へ
本来の自分を取り戻し
楽に生きられるよう、お手伝いをしています
心理セラピスト 紗籐 ちかこ です
今日は”起きることは必然”で終わらせてしまうことについて
私の思うことを書きますね
このブログは
起きることは必然と考えることで
実はどんどん生きづらくなっていることに
薄々気付いている方へ送ります
起きることに対してどのように捉えていくと
生きやすくなるのか？のヒントになれば幸いです
出来事をすぐにポジティブ変換していませんか
生きていると様々なことが起きますね
日常の些細な事でも嬉しくなったりもすれば
胸がムカムカするくらい嫌な気持ちにもなります
そんなとき、あなたはどう受け止めていますか？
ポジティブなことならばヤッター! 嬉しい! でいいのかもしれません
しかし、ネガティブな出来事をこんな風に扱っていませんか？
私が次のステージ（どこ？）に行くためにこの出来事は起きたんだ
良いことが起きる前兆だからワクワクしていい気分で居れば大丈夫
この人とは縁を切りなさいという意味なんだ、私には相応しくないからだ
とこんな感じに
ネガティブをポジティブに捉えることをしていませんか
ポジティブに考えていくことはいいことだと思います
それを否定しているわけではありません
ただ、ウキウキワクワクの気分を“作り出す”
誰かのポジティブ変換を“鵜呑みにする”
そういう感覚だとしたら・・・
やりながらもしんどいな、という
相反する気持ちがあるとするなら
ポジティブに変換することをやる前に
しなきゃいけないことがあると思うのです
本当に心からポジティブに持っていけるのって
人それぞれ時間も必要だと思うんです
“作り出す”のではなくて
自然とそう感じる、なっていくものだと思うのです
自分の感情を素直に表現できてますか？
自分の欲求が分からない
起きることは必然だとして終わらせる原因として
自分の欲求が分からない、ということがあるかもしれません
幼少期、こんな環境ではありませんでしたか？
*親が不安定だったので言いたいことを我慢していた
*親が過保護、過干渉で親の言うとおりにしてきた
*親が厳しくて言うことを聞かないと家に居られなかった
*親に気持ちを聞いてもらったことが無かった（気持ちのネグレクト）
このような環境で育った場合、自分の欲求があることさえ
気付かずに大人になったかもしれません
そうなると、出来事に対して自分の欲求を優先したり
良い方向へ変えようと行動したりすることが難しくなるでしょう
本当は嫌だと思っていて出来事を変えようと行動したくても
自分の意思で行動を起こしたことが無いため
不安と怖さで動けないのではないでしょうか
だから、起きた出来事に対してポジティブに変換してくれる
自分をいい方向へ導いてくれそうな考えに自分を委ねてしまう
これって自分という存在（軸）が無いと思いませんか？
現実を見るのが怖い理由
嫌な出来事は誰しも避けたいと思うものです
幼少期から気持ちを外に出すことができず
ネガティブな感情を受けとめてもらって
安心するという経験が無かったとしたら
我慢しなければならなかったとしたら
余計に避けたいですよね
ただでさえ我慢しているのに
更に嫌な出来事に我慢を重ねるなんて
それをポジティブに変換したくもなりますよね
若いうちはまだ人生は続くと思いやすいので
本音に気付かないフリをしてやり過ごせるかもしれませんね
しかし! 若いうちにこそ気持ちを受けとめて欲しいと思う
後悔が少なくて済みますから
散々むりくりポジティブ変換してきた私が語る・・・よ
押し殺した気持ちは無くなりません
時が経てば経つほどに不安として大きくなっていきます
実態よりも不安感が大きくなって
得体の知れない怖さに成長すると私は思います
そうするとますます受けとめられない、となってしまいます
起きたネガティブな出来事を現実の目で見ることは
得体の知れない怖さと結び付いてしまうからです
こうして実体のない不安が大きくなってしまうことで
現実を見るのが怖い、という妄想が膨らむのです
本当のポジティブに気付くために
起きることは必然と考えることで
どんどん生きづらくなっているけど、どうしたらいいか
分からなくなっているのかもしれませんね
いままでポジティブ変換してきたことを
実は辛かった・・・なんて認めたくない気持ちもあるのではないでしょうか
こんな辛い状態・・・と思うかもしれませんが
それを続けているメリットってあるんです
こんな辛いのにメリット!?
メリットというと”いいこと”なんて無い!と思うかもしれませんが
それを続けてるほうが“楽ちん”ってことです
ポジティブ変換しながら苦しむより
感じたくないことがあるってことです
それは何でしょうか？
人それぞれに違うと思いますが
例えば
*とにかくネガティブな感情を感じるのが怖い
*できない、ダメな（と思っている）自分を認めたくない
*自分で対処を考えて決めて行動するのが怖い
などなど・・・
こうなってしまうのには先ほども書いたように
幼少期の親との関係、家族の環境などが
深く関わっています
ポジティブ変換のしんどさから抜け出すには
親との関わりから自分に何が起きているか
しんどい原因を見ていくことです
そして幼少期に本当は感じていた気持ちを
外に出す、表現していくこと
信頼のできる人にお願いして聞いてもらったり
自分の気持ちを自分自身で受けとめてあげたり
少しずつ繰り返していく
ポジティブに変換しそうになったら
まず、何を感じているか何を言いたいのか
心の声を聞くことに意識を向ける
そうしていくとネガティブな出来事が起きた時
素直に感じた気持ちを表現して自分で受けとめて
自然と、じゃあ自分はどうしていきたいか？
前向きに考えていけるようになると私は実感しています
自分で受けとめるのが難しかったり
聞いてもらえる人が見つからないときは
心理セラピーを活用して欲しいですね
悩みを心理セラピストに相談することがまだまだ
“特別なこと”と思う人が多いと感じます
自分の人生を生きていくうえで
悩みの大小は人によって感じかたが違いますし
本人が辛いのなら人と比べる意味は無いです
もっと気軽に手を伸ばして自分を生きる人が
増えるといいなと思います
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