いい思いだけ感じていたい ~感動中毒という現実逃避~

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こんにちは!

お久しぶりのブログになりました

緊急事態宣言が解除されましたね

解除されて喜ぶ人、不安に思う人

様々な状況で生きている私たちですが

緊急事態宣言の解除であって

自粛しなくていいということではないですよね

コロナが収束するまで

ひとりひとりが感染らない、感染さない意識をもって

行動することが大事だと思います

私もこれからも十分気を付けます

 


こんにちは

リトリーブサイコセラピー®を用いて

なんとなく生きづらい、

感情がわからなくて疲れてしまう人へ

本来の自分を取り戻し

楽に生きられるよう、お手伝いをしています

心理セラピスト 紗籐 ちかこ です

 


今日は“やたら感動したい”心理についてについて

私の思うことを書きます

 

感動とは大まかに言うと”感じて心が動く”ことだと思うのですが

心が動くのはいいことにも悪いことに対しても起こります

今日はポジティブな感動の中毒について考えてみます

 

感動するのはとても気持ちがいいですよね

涙が出たりお腹の底からムクムクとエネルギーが湧いてくるような

人が求めている生きるためのエネルギーのような気がします

 

しかし、感動をいつもいつも求めて、そればかり探して日々が過ぎてしまう

結局、自分のことは何も進んでいない気がして虚しさを抱えているなら

 

それは”感動中毒”かもしれません
※勝手に作った表現としての言葉です(・ω・)ノ


今回のブログは

感動ばかりを求めて日々のことが手に付かない、進まない

焦りを抱えている方へ向けて

自分の人生を一歩一歩、進めていけるようになるには

どうしたらいいのか?

あなたの気付きになるようにという思いで書きました

あくまで私の考えですが

いい気付きが得られれば幸いです

 

 

 毎日、毎日、感動ばかりに目を向けていませんか?


皆さんはどんなことに感動しますか?

映画、音楽、絵画といった芸術的なこと

人の表現、表情、信念といった人の生き方生き様に触れた時

人によって本当にたくさん感動があるのでしょうね


ちなみに私はというと

人が本音に気付いていい顔(表情)をしたのを見た時

俳優さんのいい表情の演技を見た時、などですね

・・・自己満足のサプライズは苦手です(聞いてない)


感動した時の感覚ってとても気持ちがいいですね

それの対象を見てるだけなのですが

自分が満たされたような感覚になりませんか?

時には涙が出て癒されたように感じませんか?

満たされる、癒されるって欲しい感覚だと思います


そして満たされた、癒された後に何を感じますか?

「よし!自分もがんばろう!」でしょうか

それとも


「虚しい」

でしょうか?


「よし!自分も頑張ろう!」と思えてやりたいことを頑張れるなら

問題ありませんよね


「虚しい」と感じてしまう・・・

感動したのに虚しいなんて、何か起きているのでしょう

 

虚しさがあることを見たくなくて

また感動を探しては感動の中に入り浸ってしまう

感動すればするほどに虚しさを感じる回数が増え

更に感動へ入り浸る時間が長くなり

自分のすべきことができなくなっていく悪循環が起きていませんか


感動することは素敵なことです

ただ、それに没頭することに頭が支配されてしまうのは

中毒のような状態になっていることが考えられます

 

感動中毒になる原因


中毒かのように感動を求めてしまうのには

このような原因があるのではないでしょうか

 


「等身大の自分を認めたくない」

 

いかがですか?

他にも何か思い浮かんだ方がいるかもしれませんが

今回はこのことについて書きますね


「等身大の自分を認めたくない」


幼少期、このようなことはありませんでしたか


*生活のお世話はしてもらったが心の面は無関心を装われた

*親が不安定だったので甘えられなかった

*心配や忠告ばかりされ、気持ちを聞いてもらえなかった

*親同士の心の交流が無かった

*親の気持ちを押し付けられ受け入れないと怒られた


このような環境で育った場合

好奇心を持った子供らしさを発揮できないことが考えられます

 

いきなりですが

“幼児的万能感”をご存知でしょうか

ここ何年か心理についての話が身近なものになっていますので

知っている方は多いでしょう

簡単に言うと幼児期に持つ根拠のない 「僕、わたし、なんでもできるもん!!」という

自分が万能であるかのような感覚のことですね


それを持つことで子供はキラキラした目で色んなことにチャレンジできるわけですが

当然、”なんでもできる”ことは無いですよね

チャレンジしてみて出来なくて泣き、その時の挫折感、悔しさ、悲しみを

親に受けとめてもらい、ときに諭してもらうことで、出来ないこともあることを受け入れ

次のチャレンジへ好奇心を持って向かっていける

自分の持って産まれたものや環境的なことにも折り合いをつける力を知るんですね

 

 

 

それは”諦め”ではなく”受け入れ”です

親に見てもらいながらのチャレンジは自分を信じる力になると思います


ところが、自分が万能であるかのような感覚を持ちながら

好奇心いっぱいのチャレンジをする経験が持てないと

万能感を適切な充実感へと育てていく機会を奪われ

心の中で説明できない無意識の葛藤が起こることが考えられます

万能感のエネルギーと抑圧のエネルギーの押し問答といった感じでしょうか


そして、葛藤の苦しみを抱えたまま大人になり

なんの充実感も感じないまま万能感がくすぶり続けてしまう


万能の感覚と等身大の自分にとても大きなギャップを感じてしまうのです

理想と現実のギャップというやつです


このギャップはとても大きく感じられ、等身大の自分が

とても受け入れられない価値のないつまらない人間として

自分の中での“思い込み”ができてしまっているのですね


すると人は万能感の方を信じたくなってしまう

素敵な人を、出来事を、感動を求めて

あたかも自分が体験しているかのように

自分以外の対象を使って万能感を満たそうとする


これは子供らしい好奇心いっぱいのチャレンジがでなかった無念と

取り返しのつかない残念な痛い気持ちを誤魔化す効果もありそうです


感動中毒になる原因はこのようなことがあるのではないでしょうか

 

等身大の自分受け入れて本来の自分を育てよう


あなたは等身大の自分受け入れて生きたいですか?

それとも万能感に期待しながら虚しさに蓋をして

現実を止めたまま焦りを抱えて

これからも生きていきたいですか?

 

現実の人生に充実感を感じながら生きたいのなら

親にしてもらうことが叶わなかった、その機会も無かった

万能感を適切な充実感へと育てていくことを

自分が自分にしてあげることです

 

それには、行動で満たそうとする前に

等身大の自分は万能ではない、出来ないこともある

ということを認めた時に感じる虚しさ、悲しみ、怒りなどを

しっかり受けとめて自分の気持ちに寄り添ってあげること

これがとても大事だと思います


行動は大事です

でも受けとめることをしないで頭で分かったつもりだけだと

いつの間にか万能感を満たす、等身大の自分から

目を逸らすための行動になってしまう可能性があります


等身大の自分を受けとめて育てることは時間がかかるかもしれません

でも諦めないで自分を育てていくことです

大人になった今、自分を育てるのは自分しかいません


自分を受けとめながら現実にできることを行動に移していく

失敗したり悲しい悔しい思いを感じたら

その感情に寄り添って受けとめる

そしてまた出来そうなことをやってみる

嬉しい時は素直に喜びの感情にも寄り添いながら

この繰り返しで、思ったより残念ではなく

出来ることもある、出来ないこともある

あなただけが認める等身大の自分を育てていきましょう


あなたは現実の人生で何をしたいですか?

 

リトリーブサイコセラピーの心理セラピーは

このような自分を育てるあなたの過程をサポートさせていただきます

 

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