こんにちは
コロナが認識されてから約5ヶ月・・・
いかがお過ごしでしょうか
仕事のやり方が変わったり
仕事自体がなくなってしまったり
不本意に変えないといけなかったりで
心も身体も変化についていくのが大変だったのではないでしょうか
これからコロナのある世界で
どうやって生きていくのか
自分はどう生きていきたいのか
考えないといけない、逆に言うと
考える機会を得たのかもしれません
自分の人生に必要なものは何か
選んで一歩を踏み出したいですね
リトリーブサイコセラピー®を用いて
なんとなく生きづらい、
感情がわからなくて疲れてしまう人へ
本来の自分を取り戻し
楽に生きられるよう、お手伝いをしています
心理セラピスト 紗籐 ちかこ です
今日は、いつも”一対世界”のような感覚をもっている
この感覚を持つ原因は何なのか
私の思うことを書いていきます
この感覚は孤独な感覚です
孤独は辛い感覚です
なぜ、この感覚をもってしまうのか
孤独を保ってしまう原因と
どうしたらいいのか?
あなたにとってのヒントが得られれば幸いです
“一対世界”の感覚とは?
こんな風に感じることはありませんか
・自分だけ出来てない気がする
・自分だけ考えがおかしいような気がする
・ミスをしてしまった時、みんなが自分を咎めてるように感じる
・こんなに苦しんでいるのは自分だけ、と被害者の立場で甘えてるような気がする
こんな感覚で居ると
見える世の中が”一対世界”に見えていませんか
“一”とは自分、”世界”とは自分以外のすべてです
この感覚は辛いですよね?
いちいち、たった独りの自分を感じて孤独感が強くなっていく
時には別の誰かに自分を投影して”一”になって(見え)る誰かに心乱される
例えば誰かが言った意見に対してある人が強めに
違うんじゃない?とか間違ってるよと伝えてるシーンを見た時
〇〇さん、分かってるけどそう思っちゃうんだよね?
本当は分かってるよね?こういう意味で言ったんだよね?と
本人は思ってないかもしれない言い訳を代わりに言ってみたり
私なんてそんなこと考えもしなかったよ!、と
自分を下げて相手を上げることで相手を助けようとしたり
または、その”一対世界”で感じる怖い感覚に
自分じゃないのに身を固めてしまったり・・・
どうしてそのように感じてしまうのでしょう
実際、そのようなシーンを自分が見ている側で
言われている人のこと、咎めたり悪く思ったりしてないですよね?
なのに”一対世界”を感じて苦しくなってしまうとしたら
その世界観を持つことで自分を守っているのかもしれません
“一対世界”の感覚を持ってしまう原因は?
こんなことが考えられます
幼少期、こんなことはありませんでしたか
・自分の気持ちを聞いてもらったことが無い
・気持ちを伝えても否定された
・家族間で気持ちの交流が無かった
・親の心身が不安定で自分の気持ちを出す環境になかった
・批判された時、家族がフォローしてくれなかった
・親が身内には我慢させるのが当たり前だった(外にいい顔をする)
このような環境で育った場合
自分には誰も味方は居ない
そういう思い込みを持ってしまうかもしれません
例え自分が間違っていたとしても
その間違いについて教えてくれたり
批判されて辛かった気持ちを受けとめてくれたり
親のフォロー(心の交流)があったなら
誰も味方は居ないなんてことにならなかったかもしれません
ましてや、間違い間違いでないという
正しい正しくないの視点では測れない
心の動きを認めてもらえないとなると
人間としての心の動きを止めて
自分の中にしまい込み孤独感を深めていく
大人になってそんな世界は嫌だと
勇気を持って人と関わろうとした時
実際に”一対世界”をリアルに感じて辛くなってしまう
せっかくしまい込んだ自分を出して人と関わりたいと行動しても
この感覚をいちいち感じていたら辛いですよね
先ほど、“一対世界”の感覚を持って自分を守っている
と書いたのですが
現実に「批判される自分」、「認めてもらえない自分」を
感じてしまう状況で見る”一対世界”は
幼少期に感じた怖い感覚の再現をするということです
現実でこの恐怖をまた感じなくていいように
あらかじめ自分には誰も味方は居ない
“一対世界”の世界観を持っておくことで
心の動きを押し込めて守っているのです
子供の頃に感じた味方の居ない感覚は
とても辛く怖いものだったのでしょう
“一対世界”を”世界の中の自分”にするために
“一対世界”の感覚を持って自分を守っている
この状態をこの先も続けたいですか?
辛い状態なのですが
この状態にはメリットがあるのです
メリットといっても言葉から連想する
お得なこと、良いことというよりは
もっと辛いことを感じたくないために
そこに留まっている、”〇〇よりはマシな、〇〇よりは楽な”
状態を選んでいるということです
自分でその状態を選んでいる
このことを腑に落とさないと解決は難しいかもしれません
その状態に留まっている自分を責めるのではありません
もっと嫌な状況から自分を守るためにそうしている
今の自分を受け入れて、じゃあこれからは
どうしていきたいか?
苦しみの原因を見つめ、解決するにはどうしたらいいかを考えていく
私が思うのはやはり実際に人との関わりの中で
身に付けた思い込みを自分が望むものへ作り変えていく
人との関わりの中で、というのがとても重要です
頭の中で、あの経験は親も色々あったから仕方ない、とか
これからの私には味方がいっぱい♡と
ポジティブの先取り、引き寄せのアファメーションをしても
実際にどうしたいか?の決意を持って行動することがなければ
誰かがなんとかしてくれるというスタンスから抜けられません
いいことがあって引き寄せた♡といい気分になっても
次に悪いことがあると、心の根底にある「誰も味方は居ない」を
やっぱりそうなんだ、と強化していくことになります
いいことが起きるのを待ち続けますか?
人によって自分の気持ちを決めていきたいですか?
実際に自分の気持ちを出して人と交流していく中で
“一対世界”を感じた時、まずそれに気付きましょう
そして本当にそうか?
私はこう思ったんだけどどう思った?
それはこういう事?などと相手に聞いてみる
そんな相手の気持ちと自分の気持ちの交流を知りましょう
やったことないから勇気がいると思います
でもやった分だけ新しい感覚が得られるでしょう
これは意識して新しい感覚を取り入れることが大切です
その交流をする時、相いれない人も出てくると思います
逆にあなたの気持ちを分かってくれる、受けとめてくれる人も必ず居ます
そこでまた”味方が居ない”を持ってくる自分に気付きましょう
相手は親ではないのです
親に自分の全部を受けとめて欲しかった悲しみが
出てくるかもしれませんね
それが一番感じたくなかったことかもしれません
その気持ちにあなたが自分の味方になって
寄り添ってあげましょう
そうしていくうちに”一対自分”の世界が”世界の中の自分”に
変わっていることに気付くと思います
ひとりで解決するのが難しい場合は
心理セラピストに相談することもひとつの選択です
ぜひご活用くださいね
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