嫌なことを避けると人生は止まる

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11月も半ばですね
あとひと月半で2022年が終わるんですね
時の流れの速さに毎年この時期はびっくりしています
年末年始は実家に行く予定なので
家の掃除は合間にちょこちょこやりたいと思います
あーどこかに遊びに行きたいですね・・・

こんにちは
リトリーブサイコセラピーという心理療法を用いて
セラピー、電話カウンセリングをしています 紗籐 ちかこ です


前回は、「こうなれたら」の原動力で頑張ると起きる問題について2回に分けて書きました
今日は、「こうならないように」の原動力で生きるとどんな問題が起きてくるか?とその原因について書きたいと思います


やりたい事があるけど、それをするには苦手なものに取り組まないといけない
さてどうするか?

苦手なものがあってもやりたいから挑戦しよう!となる人と苦手なものは避けたい!止めておこう!となる人がいると思います
挑戦できる人と避ける人の違いは何でしょうか?

まず心の中に基本的な安心感があるか無いか
この要因が大きいと思います

基本的な安心感とは愛着がどのくらい自分の中に育っているかが関係しています

愛着とは?
聞いた事がある方が多いかと思いますがひと言で言うと
「人と人を繋ぐ心の絆」の事です

子供は養育者、主にお母さん(そうじゃない方もいます)から愛しみの目線をもらったり、泣いたらすぐ飛んできて様子を見てくれたり、スキンシップして体感でも温かさを与えて貰ったりする事で私はここに居ていい存在だ、何があっても大丈夫だろうという安心安全の感覚が育っていきます

そう思える関わり、関心を向けてもらうことで安定した愛着は形成されていきます

成長するにつれ子供は未知の外の世界へ出ていきます
安心安全の場所が実際にも、心の中にも感じられるから出ていけるのです

しかし愛着の形成がうまくいかない環境だった場合、不安と恐怖が心を占めてしまい固まってしまったり、うまく人と関われなかったりする問題が起きやすくなります

この固まってしまう事が「こうならないように」の生き方に繋がっていく事があります

傷つく事は誰にでもあると思いますが愛着の形成がうまくいかなかった場合、自分の中をいつも不安が大きく占めているので致命傷かのように強く心が反応してしまうのです

すでに傷ついた時には誰にも助けてもらえなかったり家族の中で傷つけられたりしているので、もう傷付かなくて済むように行動を止める、物事を避ける選択をしてしまいます
行動しなければ傷付く事も起こりません

そして回避的な生き方を続けていくうちに別の問題が加わってきます

嫌な事を回避するには何かしらの不安や恐怖をいつも頭に置いておかないといけませんよね?
そうしていると不安や恐怖がどんどん大きく膨れ上がるのです

なぜなら行動することでしか怖い事がどんなものであるか、それに直面した時どう感じるのかは分からないからです
分からないものというのは妄想が加わり不安や恐怖がどんどん大きくなります

実際に幼少期に経験した心の傷はあるのですが、大人になった今それが繰り返されるのか?は分かりませんよね

経験を避けていると現実の恐怖の大きさに妄想が加わり巨大化するのです

巨大化した恐怖が更に回避的な生き方を助長してしまいます
人によっては強迫的な思いが頭を占めてしまう事もあるでしょう


他にも回避的な生き方になる原因として、親の生き方をインストールしている場合もあるでしょう

親自身が不安と恐怖が強く、回避的な生き方をしてきて子供に不安のエネルギーを注いだり世の中は怖いもの、人は信用できないなどの姿を見せたりする事です

子供にとって一番近い存在は親です
生き方の見本になる人です
その親からインストールしたことをそのまま取り入れてしまう事は起きやすいですね

当たり前ですが回避的な生き方を続けていくと、人生が止まってしまいます


人生が止まってしまうのは子供のまま大人になるという事でもあり、子供のまま大人を生きるのは社会からの疎外感や人と繋がることが上手くできなかったりしてとても苦しい事です

生きづらさを感じる原因として様々な経験を避け子供のまま大人になった事が大きいのではないかと感じます

止まったままは嫌だけど苦手な事は避けたい
これは可能でしょうか?
人生自由に進めながら嫌な事は感じたくないというのは不可能ですね
どんな事にもリスクはあるのです

ではどうしたらいいのでしょうか

ここに答えはありません

それは、どうしたいか?と自分に質問して自分が決めていくことなのです

答えはあなたの中にしかありません

怖いけど自分の人生を進めたいか
止まっているのは苦しいけど怖いからこのままの生き方をしていくか

怖いけど自分の人生を進めたい、そう決めた時、愛着の再形成も動き出します

人生を進めるということは人と関わっていく事になるからです
愛着の再形成は人との関わりでしか育めません

自分の人生を進めたい!でもどうしたらいいか分からない!そんな時
リトリーブサイコセラピーがお役に立てると思います

(注 トラウマがある場合は行動の前にトラウマの解決が最優先になります)

次回は回避的な生き方に潜む「何もしないことがとりあえずの安心」な生き方について書こうと思います

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